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カエルの心。



時代。


昔の女性は 今よりもっと大変だったと思うのですが

その大変さより

今の大変さの方が なんだかとてもいや。




明治時代に生まれたかったと
良く思う。



亡くなった 祖父や祖母から聞いた昔の話



大人になったら そうなるのやと思ってた時代が
実は過去の話だったとわかったときは ちよっと寂しかった。




昔にも 悪い人はいて

昔にも 嫌な人はいて




決して楽で楽しい世界だったわけではないのだと思うけれど
今よりももっと【人の心の何かの質】が違ったに決まってる。


そう思ってしまいたくなるほど
今日の 心をどこかに忘れてきた人たち とのやりとりは苦痛だった。



それは利益も大事だろうけれど

「そこ適当でいいよ」

「読者は気づかないからさ」

それはダメだと思うの。





ぐったりしながら帰った先ほど。

何故かソファの下から、体中にホコリをくっつけて 半分干からびたアマガエルが出てきた。


山の中に住んでいるので、家の中には時々


ムカデや蜘蛛や
沢ガニやカエルがいる。



気の弱い、ひねくれた小さなチワワがそれらを見つけては 威嚇して吠える。

なんていうことはしょっちゅう。




かえるくん。


ガリガリ。

半分しにそ。



カエルのペタペタしとしと…とした水分を、埃がうまい具合に吸い尽くしている。

ケロロなら死んでそう。





取ってあげたくても あまりにも埃がひっついて

引っ張ると痛そう。




ごめん。

カエルくん。







お皿に水を入れてきて

綿棒で少しずつ 少しずつ 埃を取る作業。


こんな夜中に…ね。



(うわぁ…カエルくん死にそうだ。どうしよう…)



そんなことを思いながら、雨の降る外に出して

葉っぱの上に乗せてあげたら

あっという間に元気になった。






あんなに死にそうだったのに。


雨に当たっただけで、飛べるくらいになるなんて


雨てすごいな。

葉っぱですごいな。

土ってすごいな。



なにかの魔法?





もののけ姫 で

死んだ人を乙事主(神様)の池に つけると生き返る と言うシーンがある。




カエルくんにとって雨は

黄泉がえりの池なのかも。


 






わたしの綿棒 ふきふき


もしかしたら虐待だったかもね。涙




小さい動物にとっても

きっと今は

住み難い世の中だろうな。






山の中に住み

森とともに生きる。




私に この山や森を守ってあげることはできるかな…
by la_glycine | 2008-08-26 01:50 | 2008
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